DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)とは、LAN内のパソコンやスマートフォンなどにIPアドレスなどの情報を自動で割振り(設定)する機能のことを言います。
加盟店様でご利用いただいている決済端末にも、IPアドレスが割り振られて稼働しており、メーカーの工場から出荷される際に設定された状態の端末を、店舗に設置させていただいております。
一般的に、家庭用のルーター(BUFFALO・ELECOM・TPLink等)や、光回線インターネットを導入したときに設置される回線終端装置一体型ルーター(NTTホームゲートウェイ・eo光多機能ルーター等)を、特別な設定を施さずに使用している場合は、「DHCPあり」の設定になっています。
KICS加盟店様の9割以上のルーターは「DHCPあり」の設定です。
POSレジや複数店舗管理レジを使用している場合、リース複合機や各パソコンのIPアドレスを固定して社内ネットワークを運用している場合などは、ルーターに特別な設定がされていることがあり、その場合「DHCPなし」となります。
その設定は、貴店でお使いの機器やインターネットを導入された業者様が設定されるケースが多く、CATS端末接続に必要な設定内容(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ)はその業者様にお尋ねしていただくこととなります。
(ネットワーク設定にお詳しい方・設定詳細を自社管理されている加盟店様を除く)
現在お使いのカード決済端末でDHCPの有無がどうなっているかを確認される場合は、以下の【DHCP設定確認クイックガイド】または詳細マニュアル(OMRON330・300の場合)(OMRON eZCAT-100Cの場合)を参考に確認することができます。
現在ご利用の端末で、設定内容を確認していただく際の簡単ガイドです。電源を入れて業務や取引していない状態からスタートされるとスムーズにご確認いただけます。
F4次画面→F1設定→F1基本→F2設定印字→F4実行→伝票が印刷されます。
設定→メンテナンス→設定印字→OK→伝票が印刷されます。
印刷された伝票に現在の回線設定(DHCP機能有無、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ)が印字されます。